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劇場というよりは、秘密基地のような建造物
 
至・ザムザ阿佐谷
 (Click!) 

日付は便宜上28日にしましたが、初日以外は毎日阿佐ヶ谷に通いました。

時代は昭和初期。
戦争への道をひた走っていた頃のお話です。

文豪達、それを取り巻く女性達の苦悩。
愛情・欲情・嫉妬・・・さまざまな感情が入り混じる。
清涼剤のように愛らしい、ツネ子とボクちゃんが微笑ましかったけれど
劇中、その二人の悲しい過去も明かされる。

悲しい現実に狂ってしまった者、破滅の道に進んでしまった者、
激しい感情が渦巻いていた舞台でした。

その中でもひたすら感情を抑えていた、新聞社社長の高岡の存在感が印象に残る。
演じていたのが細見大輔さん。個人的に好きな役者さん、というのもありますが。
彼もまた、許婚が親の会社の倒産によって突然姿を消した後
探し回った末、失意の中満州に出征。
その先で許婚のツネ子と再会はできたけれど
身売りをさせられて、おかしくなってしまったかつての恋人は
高岡の事を思い出すことはない・・・。

好きな人が自分の事を忘れてしまっても
静かに微笑んで見守る、想いの深さについて
お芝居が終わった後もしばらく考え続けました。


いいお芝居と出会うと、終わった後の余韻をいつまでも楽しめる。
今年はいいお芝居と、たくさん出会えていると思います。
 

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